2023年末から2024年にかけて訪れたインド・デリー&アグラの旅行記シリーズ。
今回は、日本出発からインド・ニューデリーの宿泊エリア「パハールガンジ」到着までを、時系列で紹介します。
伊丹空港から羽田へ ― 旅の最大の難関スタート
AM7:30 伊丹発 → 羽田行き NH14便
旅の最初の難関は、なんと「伊丹空港に間に合うこと」。
大阪南部の田舎に住む私にとって、朝7時の伊丹発は過酷なスケジュール。
始発電車に飛び乗り、難波からリムジンバスで空港へ。なんとか無事に出発できました。

普段は関空利用が多いのですが、今回は羽田経由ということで久々の伊丹発便。
そして、以前から狙っていた「離陸直後に見える昆陽池公園の日本列島型人工島」を、ついに上空から確認できました。
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羽田からデリーへ ― 空から見た富士山の笠雲
AM10:15 羽田発 → デリー行き NH837便
インドへ行くのに一度“逆方向”の東京へ行くという不思議なルート。
少し複雑な気持ちでしたが、機内から見えたのは笠雲をまとった富士山の美しい姿。

羽田到着時と離陸後、2度も富士山を拝めるという幸運。
「この旅はきっと良いスタートを切れた」と、インド到着前からワクワクが止まりませんでした。
▶ 富士山の笠雲を上空から見た記事はこちら
デリー到着 ― ニューデリー駅で最初の試練
PM5:00 デリー到着
出発した同じ日の夕方にインド・デリーへ到着。
日本との時差はマイナス3時間半。時計上は半日で到着したように見え、少し不思議な感覚です。

空港からはデリー・エアポートメトロに乗り、市の中心部・ニューデリー駅へ。
そして19時、ついに到着。ここからが「本当のインド」の始まりです。

宿泊先は、世界中のバックパッカーが集うエリア「パハールガンジ」。
駅の反対側に位置しており、跨線橋を渡る必要があります。
この跨線橋では、「渡るにはお金が必要」と声をかけてくる詐欺が多発することで有名。
実際は無料で通行できるため、無視してOK。
私も注意しながら渡りましたが、何か大声で言われても英語もヒンディー語も分からず、結果的にスルー成功。
パハールガンジ到着 ― インドの喧騒に包まれて
PM8:00 パハールガンジにくりだす
ホテルにチェックインし荷物を置いた後、初めてのインド飯を求めて街へ。
翌朝6時にはアグラ行きの列車に乗る予定だったため、駅近のホテルを選びました。
ニューデリー駅近くで利用したホテルはBloomrooms @ New Delhi Railway Station。
インドの各都市で展開している少しオシャレなチェーン店。
チェーン店なので安定の価格、清潔さです。駅から近いので朝早い列車に乗る予定のある方にオススメ。
パハールガンジとは?
ニューデリー駅の西側に広がる、世界中の旅行者が集うバックパッカー街。
通りには格安ホテル、レストラン、両替所、そしてカオスなほど賑やかな人の波。
インドの「生のエネルギー」を感じられる場所です。

道は未舗装で、地面には穴。空はスモッグとネオンでぼんやりと霞み、どこか幻想的。
車のクラクション、人の声、犬の鳴き声が入り混じり、五感すべてが刺激されます。

その混沌の中で、なんとか見つけた小さな食堂へ。
香辛料の香りに包まれながら、人生初の本場インド料理を味わいました。
味は……正直よくわからない。でも食べられた。それだけで十分(笑)。

腹を満たしてホテルに戻り、翌朝のアグラ行きに備えて就寝。
こうして、私のインド旅初日は幕を閉じました。




