和歌山県にあるローカル線、和歌山電鐵貴志川線の終点、貴志駅は、猫が駅長を務めるジブリ映画の世界観のような珍しい駅です。
もののけ化が進行する和歌山県シリーズ第3弾!
猫の駅長が救った駅
和歌山電鐵貴志駅は、かつて利用者の減少により廃線の危機に直面。そんな駅を救ったのが、一匹の三毛猫でした。駅の売店で飼われていたその猫は、2007年に和歌山電鐵の「たま駅長」に任命され、その可愛らしい姿は瞬く間に全国的な人気を集めました。たま駅長に会うために、多くの人が貴志駅を訪れるようになり、廃線の危機を回避できたのです。

その後、たま駅長は「たま駅長」の功績を讃えられ、名誉永久駅長に就任。そして2015年に永眠した後も、たま駅長は多くの人々に愛され続けています。
「たま大明神」は猫の神様を祀る神社

貴志駅に訪れた際にぜひ立ち寄りたいのが、駅舎のホーム内にある「たま大明神」です。ここは、たま駅長を神様として祀る「たま神社」と、車両(いちご列車)や農産物を祀る「いちご神社」があります。

境内には、たま駅長の功績を称える看板が掲げられ、小さいながら立派な鳥居と祠が祀られています。

たま大明神のご利益は、「縁結び」「商売繁盛」「学業成就」「開運出世」そして「安全祈願」。
いちご神社のご利益は「五穀豊穣」「子宝・縁結び」とされています。

「おもちゃ神社」も!

貴志駅のホームには、たま大明神の境内だけでなく、「おもちゃ電車」をモチーフにした「おもちゃ神社」もあります。ここには、子供たちが無事に成長するというご利益があるとか。
「たま大明神」の御朱印
たま大明神の御朱印は、猫の足跡がデザインされたかわいらしいもの。

この御朱印は、駅舎内にある「たまカフェ」で購入できます。
御朱印は書置きされた御朱印で、御朱印帳に自分で糊などで貼るタイプです。
現在の駅長は「ニタマ」「よんたま」「ごたま」

たま駅長が永眠した後、現在の貴志駅長を務めるのは、たま駅長意思を継ぐ「ニタマ」「よんたま」「ごたま」の3猫です。この三匹の猫駅長は、貴志駅と隣の駅である伊太祈曽駅の駅長を曜日ごとでシフトを組んで勤務しているので、駅長に会いたい人は事前に和歌山電鐵のホームページでシフトを確認してから訪問するのがおすすめ。
喜志駅の場所はコチラ
和歌山県紀の川市貴志川町神戸
原則年中無休
たまカフェ:10:00~16:00
たまショップ:10:00~16:30
終電:23:00(伊太祈曽止まり)

