2025年6月28日。
和歌山県観光の絶対的エースだったジャイアントパンダ4頭が中国へ帰国しました。
観光の柱がいなくなる一大ピンチ。
新たに注目を集めているのが カエル・イノブタ・猫の3大もののけ。
和歌山県は今、「もののけ王国覇権争い」のような賑わいを見せ始めています。
印南町「カエル」:願いを“かえる”力
印南町の象徴といえば、ユニークな姿で知られる「かえる橋」。町のカエル文化に込められているのは、「変化」「再生」「未来への希望」です。

カエルには、「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」の5つの「かえる」の意味があり、挑戦と前進を表しています。
印南町が進めるのは、拠点施設「かえるの港」を中心とした持続可能な観光モデル。派手さよりも地域の魅力を丁寧に育て、何度も訪れたくなる「ローカルの再生」を目指しています。
パンダの後を継ぐ存在として、静かに力を発揮し始めています。
すさみ町「イノブタ」:美食で魅了する和歌山県の新星
和歌山県の南端のすさみ町から登場するのは、イノシシとブタのハイブリッドである「イノブタ」。
最大の武器は、長年の研究によって生まれた高級ブランド肉「イブの恵み」です。

イノシシの旨味と豚肉の柔らかさを兼ね備え、その味はまさに「胃袋をつかむ実力者」。
すさみ町は独自に「イノブータンランド」を名乗り、ユニークな観光企画を展開してきました。美食という魅力で旅行者を惹きつけ、和歌山全体の魅力を「食」から底上げする頼れる存在です。
紀の川市「猫駅長」:世界が恋したカリスマ
紀の川市・貴志駅の猫駅長たちは、国際的知名度と圧倒的なカリスマ性を武器にしています。

伝説の初代・三毛猫のたま駅長は、廃線寸前だったローカル線を、世界中のファンが訪れる「猫の聖地」へと変えた奇跡の存在。
今はニタマ駅長、よんたま駅長がその遺産を受け継ぎ、
- たま電車
- たまミュージアム
- 駅舎のデザイン
といった「ソフトパワー」で国内外の旅行者を魅了しています。
猫駅長が証明したのは、資源が少なくても、個性と物語があれば世界で戦えるということ。ポスト・パンダ時代の「発信力のモデル」と言える存在です。
主役交代が開く、和歌山県観光の「多様性」
パンダがいなくなった今こそ、和歌山の観光は地域ごとの魅力が花開く時期に入りました。
パンダが卒業しても、和歌山の魅力はますますパワーアップ!
個性豊かな地域のスターたちが、あなたを出迎えてくれます。
次の休みに「推し活気分」で和歌山を旅してみてはどうでしょう。



