ボロブドゥールを訪れた際、鮮やかな水色や黄色のレトロなオープンカーの隊列に目を奪われた方も多いはず。
初めて見た時、そのクラシックな姿に衝撃を受け、どうしたら乗れるのか?
気になり調べてみました!
今回はフォルクスワーゲン・タイプ181、通称「VWサファリ」の正体と、周辺地域を巡るツアーをご紹介します。
街のアイコン「VWサファリ」の正体

元は軍用車?タフさとノスタルジーの共存
この四角いオープンカーの正式名称はフォルクスワーゲン・タイプ181です。そのデザインは、第二次世界大戦中にドイツ軍が使用した軽量軍用車「キューベルワーゲン」の後継として開発されたことに由来します。
この軍用起源のおかげで、Type 181は非常に頑丈でシンプルな構造をしています。電子制御に頼らないタフさが、ボロブドゥール周辺の悪路や未舗装の道を走破できる最大の理由なのです。
インドネシアでの愛称は「カマット」
Type 181は世界各地で異なる愛称で販売されました。メキシコでは「Safari」ですが 、アジアで唯一、インドネシアのジャカルタで現地組立されていた歴史があり(1972年〜1980年)、当時の固有の名称は「VW Camat(カマット)」でした。
現在、ツアーで「サファリ」という名称が使われているのは、海外の観光客に「冒険」のイメージを伝えるためのブランド戦略だそうです。
冒険の主役!VWサファリツアーの魅力
このクラシックカーに乗って巡る「VWサファリツアー」は、単に移動するだけではなく、ボロブドゥール寺院だけではできない「地域体験」ができる手段です。
開放感あふれるオープンエア体験
折りたたみ式の幌を持つオープンカーは、風を全身に浴びながら移動できる最高の開放感を体験できます。青々とした水田、のどかな村々、美しい丘陵地帯など、田園風景を五感で感じられるのが醍醐味です。
地域経済に貢献する「エシカルな旅」
ツアーは約3時間で構成されており、観光客の流れを分散させて周辺地域に経済効果をもたらすように設計されています 。

ルートには、有名なブキット・レマ(鶏の教会)のような景勝地だけでなく、地元のバティック工房やコーヒー農家、伝統的な砂糖の生産現場などの地域産業の訪問が含まれます 。
ツアー代金の一部は、地元のコミュニティや零細企業に還元される仕組みになっており、このツアーに参加することが、地域の文化と経済を支える「エシカルな旅」に繋がります。
ツアーの予約方法
VWサファリツアーは非常に人気が高く、特に日の出ツアーなどは需要が集中するため、事前の予約が必須とのことでした。
以下の主要なオンライン旅行代理店(OTA)を通じて予約が可能です。
ボロブドゥールは世界遺産の寺院以外、正直なにもない田舎街です。
ボロブドゥールに数日滞在するのであれば、この現地ツアーは数少ないアクティビティの一つで、参加する価値はあるかなと思います。


