台湾ラーメンチェーンNo.1を目指す「柑橘Shinn」グループの原点となる初代店舗の紹介!
定番の柑橘系ラーメンの他、創業当時の油そばもメニューにあります!
平日の夜でも行列が絶えない
台北の夜、19時を少し過ぎた頃、大安区仁愛路にひっそりと佇む「柑橘Shinn」の前に到着すると、既に店の前にはたくさんの人が順番待ちをしていました。

台湾のラーメン界で独自の地位を確立し、その革新的な柑橘系ラーメンで知られるこの人気店は、やはり人だかり必至。入り口に置かれたウェイティングリストに名前を書き込み、期待に胸を膨らませながら待つこと約1時間。ようやく店内に案内されました 。

ウェイティングリストに感じで名前を書いても良いですが、現地語の発音で呼ばれるのでローマ字で書いた方が良いです。外国人アピールすると何かとスムーズです。
ラーメンを「体験」する:3分間の砂時計が「時間」をデザインする

店内は、モダンヴィンテージな空間。食券機で注文を済ませ、カウンター席に座ると、目の前には「柑橘Shinn」の象徴とも言える、小さな3分間の砂時計が置かれています 。これは単なる装飾品ではありません。ラーメンが提供されたらすぐに砂時計をひっくり返し、3分以内に写真撮影を済ませ、麺を最適な状態で楽しむための「時間」を教えてくれるものなのです 。

スープに浸した柑橘やレモンのスライスは、長時間浸しすぎると苦味が出てしまうため、砂が落ちきる前に取り出すのがポイント 。この「時間」を意識させる演出は、一杯のラーメンを五感で味わう「体験型グルメ」、店主の細やかなこだわりを感じさせます 。店員さんも親切丁寧なサービスを提供してくれるので、心地よく過ごせます 。
原点回帰の味:創業時の「油そば」を堪能
これまでに「鴨葱」や「魚水」といった「柑橘Shinn」の別ブランドで、その特徴的な柑橘系ラーメンを何度か味わってきました 。鴨の旨味が凝縮された「鴨葱」の鴨肉ラーメン や、魚介の風味と柑橘の爽やかさが融合した「魚水」の淡麗柑橘鮭魚拉麵 も美味しかったですが、今回はあえて原点に立ち返り、創業時のメニューである「油そば」を注文することにしました。

「柑橘Shinn」は、もともと「Aburasoba Shin 油そば専門店」としてスタートした店 。その油そばは、一から手作りにこだわっていて、食材や食器に至るまで細やかな気配りが感じられます 。運ばれてきた油そばは、期待を裏切らない奥深い味わい。濃厚なタレがもちもちとした細麺によく絡み、一口ごとに旨味が口いっぱいに広がります 。柑橘系のラーメンとはまた異なる、力強くも繊細なバランスにこだわりを感じました 。
多角的なブランド展開:「鴨葱」、「魚水」
「柑橘Shinn」のオーナーであるAlvin氏は、台湾のラーメン市場で独自の柑橘系ラーメンを確立し、台湾のトップ10ラーメン店の一つに数えられるほどの人気店を築き上げました 。


「柑橘Shinn」の成功は、その多ブランド戦略へとつながっています。本店である「柑橘Shinn Soba」が鶏ベースのラーメンを提供する一方で、新たに「鴨葱」と「魚水」という二つのセカンドブランドを展開しています 。
- 鴨葱(Kamonegi):2024年8月24日にオープンした「鴨葱」は、その名の通り「鴨」をコンセプトにしたラーメン店です 。鴨の骨で煮出した濃厚なスープが特徴で、日本のことわざ「鴨が葱を背負って来る」に由来するブランド名 。
- 魚水(Gyosui):「魚水」は、魚介の旨味と柑橘の爽やかさの融合をテーマにしたラーメン店で、「柑橘Shinn」のサードブランドとして位置づけられています 。台北101から徒歩圏内という観光客にも便利な立地にあり 、「魚心あれば水心」という日本のことわざにちなんだブランド名。
これらの多ブランド展開は、大阪の「UNCHIグループ(みなめん)」のような動きです。
台湾ラーメンチェーンNo.1を目指す「柑橘Shinn」グループの詳細はコチラ!
台湾ラーメン界の牽引役:揺るぎない評価と今後の展望
「柑橘Shinn」は、台湾最大のラーメンコミュニティである「台湾ラーメン愛好会」で2019年から2021年まで連続で金賞を受賞 。さらに、2020年には台湾のトップテンラーメン店で第7位にランクインするなどの実力派。どの店も開店前から行列ができるほどの人気を博しており、特にピーク時には長い待ち時間が発生します 。
台北ラーメン旅に柑橘Shinnは「必食」の一杯
一杯のラーメンに込められた時間への配慮、そして常に進化を続ける店主の情熱。台北を訪れる際は、ぜひ「柑橘Shinn」で、そのラーメンを味わってみてください。

メニュー表はコチラ
場所はコチラ
営業時間:11:30~14:00、17:00~20:30
定休日:定休日なし

