インドネシアを代表する世界遺産、ボロブドゥール寺院。現在は遺跡保護のため、寺院の上部に登るには「ガイド同行の指定ツアー」への参加が義務付けられています。
行けばわかるが、行かないと分かりにくいボロブドゥール寺院の見学の流れを、予約から見学当日までの流れを紹介します(2024年12月末見学時)。
予約は「登頂チケット」を早めに確保!
ボロブドゥール寺院の構造物(上部)に登るためのチケットは、1日の定員が1,200名と厳格に制限されています。

- 予約のタイミング
私は年末の混雑を予想し、12月初旬に予約を済ませました。現地で会った方は「前日に予約できた」と言っていたので、時期によっては直前でも空きがあるようですが、確実を期すなら公式サイトからの事前予約が必須です。 - おすすめの時間帯
雨季(12月頃)の見学なら、午後の降雨を避けるために「午前中の朝一番のセッション」が良いと思います。 - 予約サイト
公式予約ポータル(ticket.borobudurpark.com)または InJourney のサイトから、訪問日と時間枠(セッション)を指定して購入します。
Trip.comのような旅行OTAでも予約可能。
当日の入口は「カンプン・セニ(Kujon)」へ
2024年11月より、観光客の入場口は従来のメインゲートから西側の「カンプン・セニ・ボロブドゥール」へと完全に移転しました 。以前の入口は閉鎖されているため注意が必要です。

- 受付
敷地に入ったら、まずは総合受付のような場所で予約時のQRコードを提示します。 - リストバンドの着用
QRコードを見せると、コード付きのリストバンドを手首に巻いてもらえます。これは後で寺院本体に入る際に必要になるので、外さないようにしましょう。

電気自動車(カート)での移動
受付を済ませた後は、カンプン・セニから寺院の近くまで「EVシャトル(電気カート)」で移動します。

- 料金
このEVシャトルは、現在無料で利用できます。 - 降車場所
私は寺院の敷地の西端あたりで降ろされました。ここからは他の観光客の流れに沿って歩いていきます。

登頂の準備:専用サンダル「ウパナット」と水
ボロブドゥール登頂の大きな特徴が、遺跡保護のための専用サンダル「ウパナット(Upanat)」の着用です。

- サンダルの受け取り
指定の建物に入ると、自分のサイズに合ったウパナットが渡されます。パンダンの葉で編まれたこのサンダルは、石材の摩耗を防ぐために設計されています。 - 飲料水の配布
サンダルと一緒に飲料用の水も提供されました。なお、遺跡内へは使い捨てプラスチック容器の持ち込みが厳禁されているため、支給されたものや自身で持参したタンブラー等のみが許可されます。 - 履き替え
自分の靴は備え付けの袋などに入れて管理し(サンダルは持ち帰り可能です )、準備ができたらツアーの待機場所へ誘導されます。

ガイド(パモン・チャリタ)同行のグループ見学
寺院の上部へは、「パモン・チャリタ」と呼ばれる専門ガイドが率いるグループごとに登ります。

- グループ分け
私は「06番」のグループでした。通常、12名から15名程度の少人数グループで構成されます。 - 言語について
外国人観光客が多いため、ガイドの基本説明は英語です。しかし、中には少し日本語が話せるガイドさんもいます。私の担当たったガイドさんは偶然にも日本語が話せたので、英語で聞き取れなかった部分を後から日本語で質問することができ、とても助かりました。 - 見学時間
構造物の上での滞在時間は、各セッション約1時間に制限されています。

注意しておきたい重要ルール
- 月曜日の制限
毎週月曜日は「メンテナンス日」のため、寺院の構造物に登ることはできません。庭園(平地)からの見学のみとなりますので、日程選びには注意してください。 - 手荷物の制限
3リットルを超える大きさのバックパックやカバンは、寺院の上部へ持ち込むことができません 。 - 禁止事項
遺跡のレリーフや仏像に触れること、ドローンの使用、自撮り棒(セルフィースティック)や三脚の使用は禁止されています。

ボロブドゥール寺院の見学システムは非常に管理されていて、混みあう事もなく、またガイドさんの説明のおかげで深く知ることができます。
迷いやすい入口「カンプン・セニ」の場所はコチラ
ボロブドゥール寺院の敷地の入口はココです。
