高雄伝説の深夜食堂

台湾第2の都市、高雄(カオシュン)。
南国の熱気溢れるこの街ですが、実は「夜市も含め飲食店が閉まるのが意外と早い」こと。

今回は、高雄での夜遊びやイベント後、深夜にお腹を空かせた「夜食難民」たちを救い続ける、苓雅区の伝説的なお店「老二腿庫飯(ラオアー・トゥイクーファン)」をご紹介します。

高雄の夜は意外と早い?ポーカー帰りの深夜メシ探索

高雄市内のポーカールーム「CPT」で、友人と土曜の昼からテキサスホールデムを楽しんでいました。

ゲームに熱中し、気が付けば日付が変わって深夜の1時。

心地よい疲れと共に襲ってきたのは、猛烈な空腹感でした。しかし、外に出てみると高雄の街は意外と静まり返っています。開いているのはコンビニくらい。「せっかくの台湾、コンビニ飯で終わらせたくない!」

そんな食への執念を持つ友人が探し当てたのが、CTPから歩いてすぐの深夜まで営業している屋台食堂「老二腿庫飯」でした。

深夜1時でも満席!熱気あふれる店内の様子

お店に到着して驚いたのは、その活気です。 深夜にも関わらず、席はほとんど埋まっています。タクシーの運転手さん、仕事終わりの地元の方々、そして私たちのような遊び帰りのグループで溢れかえり、常にお客さんが入れ替わり立ち替わりやってきます。

伝説の深夜食堂「老二腿庫飯」外観
深夜でも活気がある

実はこのお店、台湾の国民的バンド「五月天(Mayday)」が高雄でのコンサート後に打ち上げで訪れたことでも知られる、地元では超有名な「深夜の聖地」、知らんけど。

「夜が更ければ更けるほど人が増える(越夜越多人)」と言われる通り、まさに深夜食堂なのです。

実食!五臓六腑に染み渡る深夜の台湾料理

お腹がペコペコの私たちは、席に着くなり名物料理を次々と注文しました。

看板メニュー「腿庫飯(トゥイクーファン)」

まず絶対に外せないのが、店名にもなっている「腿庫飯」。

「老二腿庫飯」の「腿庫飯」
「老二腿庫飯」の「腿庫飯」

「腿庫」とは豚の太もも部分のこと。長時間煮込まれた大きなお肉は、箸で簡単に切れるほどトロトロ。一口食べると、醤油ベースの甘辛いタレと豚肉の脂の甘みが口いっぱいに広がります。深夜に食べる罪悪感が、さらに美味しさを引き立てます。

優しい旨味「鱸魚湯(スズキのスープ)」

こってりしたお肉の合間にいただいたのが「鱸魚湯」です。

「老二腿庫飯」の「鱸魚湯」
「老二腿庫飯」の「鱸魚湯」

台湾南部は海鮮が美味しいことでも有名。注文を受けてから調理される新鮮な魚のスープは、生姜が効いていて臭みが全くありません。疲れた体に染み渡る、優しくも力強い出汁の旨味。深夜の胃袋を温めてくれる最高の一杯でした。
(※日によっては「虱目魚(サバヒー)」のスープも人気です)

シャキシャキの「炒青菜(青菜炒め)」

そして、台湾の食堂といえば「炒青菜」。

「老二腿庫飯」の「炒青菜」
「老二腿庫飯」の「炒青菜」

強火で一気に炒められた青菜は、ニンニクの香りと「鍋気(Wok Hei)」と呼ばれる香ばしさが食欲をそそります。お肉の箸休めに最適で、野菜不足もこれで解消(した気分になれます)。

知っておきたい「老二腿庫飯」の豆知識

訪問後リサーチして分かった「通な楽しみ方」と「注意点」。

  • 営業時間は「逆転時計」
    このお店の営業時間は20:00〜翌04:00。夕食の時間にはまだ開いていないこともあります。
    完全に「深夜族」のための営業時間です。
  • 隠れ名物「牡蠣オムレツ」にはケチャップ!?
    看板には載っていないのですが、「香煎蚵仔蛋(牡蠣オムレツ)」も大人気メニュー。
    台湾の卵焼きは甘辛いタレが一般的ですが、ここではなんとトマトケチャップをつけて食べるのが流儀だそう。
  • 店名の由来は「感謝の心」
    「老二」という店名は、オーナーが創業時に困窮していた際、場所を貸して助けてくれた恩人(「牛老二」というお店の店主)への感謝を込めてつけられたそうです。
伝説の深夜食堂「老二腿庫飯」
看板に載ってる料理が全てではない

店舗情報とアクセス

高雄で夜遊びして小腹が空いたら、迷わずここへ。コンビニ弁当では味わえない、台湾の「熱気」と「美味」が待っています。

老二腿庫飯(Lao Er Tui Ku Fan)

  • 住所:高雄市苓雅區興中二路118號
  • 電話:(07) 333-2779
  • 営業時間:20:00 ~ 翌04:00
  • 定休日:日曜日 注意:土曜日の深夜(日曜の早朝)は営業していますが、日曜日の夜は休みです。訪問曜日にご注意ください!

投稿者 iryota_gram

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