今回は、私がジョグジャカルタで過ごした大晦日の夜について。
インドネシアは南半球にあり、年末年始の12月から1月は夏にあたります。この時期は雨季ですが、一日中雨が降り続くわけではなく、毎日ある時間にまとまった雨が降るといったイメージです。実際、ジョグジャカルタ滞在中は午前中は晴れて、午後から雨になる日が続いていました。大晦日も例外ではなく、午後から雨が降り出したため、夕食後は観光をやめてホテルへ戻りました。
部屋でうとうとしているうちに眠ってしまったのですが、外から響く爆裂音で目が覚めました。窓の外をのぞくと、そこには圧巻の光景が広がっていたのです。
ジョグジャカルタの特別危険な夜
私が年末年始を過ごしたのは、インドネシアの古都ジョグジャカルタ。ジャワ文化の中心地として知られ、観光客にも人気の高いこの街は、普段以上に活気に満ちていました。
2025年1月1日、新年を迎えた瞬間。私はジョグジャカルタ駅近くのホテルの部屋から、信じがたい光景を目にしました。
街のあちこちで、建物の屋上や広場から一斉に花火が打ち上げられていたのです。その様子は、まるで報道番組で目にする空爆時の対空砲火のよう。何百発もの花火が思い思いの場所から打ち上がり、光の玉と爆裂音が夜空を埋め尽くす光景は、日本の除夜の鐘に耳を澄ませる静かな年越しとはまったく異なるもので、まさに戦時下にいるかのような体験でした。
おそらく、私が滞在していたホテルの屋上でもイベントが行われていたのでしょう。横からだけでなく、真上からも轟くような音が響き渡っていました。
一般的なインドネシアの年越し
インドネシアでは、西暦の新年以外にも、イスラム暦や中華暦など様々なお正月がありますが、西暦の年末年始も盛大に祝われます。特に大晦日から新年を迎える瞬間は、花火やカウントダウンイベントで街全体がお祭りムードに包まれます。老若男女問わず、家族や友人と集まり、バーベキューをしたり、伝統的なトランペットを鳴らしたりしながら、賑やかに新年を祝うのが一般的なようです。
次は参加者として味わいたい
地元の人々が家族やコミュニティと一体となり、思い思いの方法で新年を祝う姿は、多様な文化が共存するインドネシアならではの光景。私が目にした「空爆のような花火」は、まさにその祝祭の熱狂を象徴するものでした。
もし次にインドネシアのジョグジャカルタを訪れる機会があれば、見るだけでなく参加する側で体験してみたいと思います。もし機会があれば、ぜひインドネシアの賑やかな年越しを体験してみてはどうでしょう。
