琵琶湖レストランCABIN

琵琶湖は、日本のバスフィッシング界においてまさに「聖地」と呼ぶにふさわしい場所です。日本一の規模を誇るこの湖は、国内の他の湖沼とは比べ物にならないほどの圧倒的なポテンシャルを秘めています。

琵琶湖は「琵琶湖大橋」を境に北側を北湖(ほっこ)、南側を南湖(なんこ)と呼んで区別しています。南湖は北湖に比べて面積が狭く、平均水深も4m程度と非常に釣りやすい環境が整っているのが特徴。都市圏からのアクセスも良いため、南湖一帯には数多くのレンタルボート店やボートを昇降できるマリーナが存在しています。

琵琶湖ボート釣り
琵琶湖でのボート釣り

天候が穏やかな日は、朝から夕方まで一日中湖上で釣りをするアングラーも少なくありません。その際、ネックになるのが「昼食」。船上に買い込んだお弁当を食べるのが一般的ですが、温かい食事を求めて一度ボート店に戻り、そこから車に乗り換えてレストランを探すのは、時間もかかり非常に面倒な工程となります。

そんなアングラーの「ランチ問題」を解決してくれるのが、今回ご紹介する「レストランCABIN(キャビン)」です!なんと、自分が乗っているボートで直接アクセスして、そのまま食事ができてしまうのです!

びわこ楽園ホテル井筒に併設された「レストランCABIN」とは?

「レストランCABIN」は、滋賀県大津市下阪本にある「びわこ楽園ホテル井筒」に併設されている湖畔のレストラン。運営母体は井筒八ッ橋本舗で、ホテルの宿泊客はもちろん、日帰りの一般利用客も気軽に立ち寄れるオープンな店舗となっています。

びわこ楽園ホテル井筒「レストランCABIN」
湖上から見たびわこ楽園ホテル井筒「レストランCABIN」

場所は南湖の中央辺り、湖西側に位置しており、南湖エリアで釣りをしているアングラーにとってはどこからでもアクセスしやすい絶好のポジションにあります。

陸路から車でアクセスする場合は、普通車の無料の専用駐車場があります。

ストレスフリー!ボートで直接上陸できる驚きの湖上アクセス

レストランCABINが面している場所は、バスフィッシング界隈で「井筒ワンド」として広く知られる有名なポイントです。そのため、プロのフィッシングガイドからビギナーまで、毎日多くのアングラーが湖上を行き交っています。

このレストランの最大の魅力は、店舗の正面に「専用の簡易桟橋」が用意されている点です

ボートの係留方法と上陸のルール

  • 専用桟橋への係留
    ボートを桟橋に直接横付けし、しっかりとロープで係留して上陸することができます。
  • 砂浜への乗り上げ(浜刺し)
    桟橋だけでなく、隣接する砂浜にボートを直接乗り上げることも可能です。乗揚げが浅すぎるとボートが流されてしまう可能性があるので、その点は注意です。
琵琶湖ボート浜刺し
浜辺に直接のりあげても可能

レンタルボートから一旦降り、車に乗り換えて移動し、またボートに戻るという面倒な手間が一切なく、ボートを降りて砂浜を超えればすぐに入口という動線が、多くのアングラーに愛されています。

迷わず選べる!名物「日替わり定食」と大満足メニュー

レストランCABINのメニューは、釣行で消耗した体力を回復してくれる、手作り感とボリュームを重視したラインナップです。

日替わり定食の豚生姜焼き定食
日替わりの豚生姜焼き定食

なかでも私が注文するのが、迷わず選べて嬉しい「日替わり定食(日替りランチ)」です。

「日替わり定食」の魅力

  • 価格帯
    日替わり定食1000円、ドリンク付きの場合(コーヒー又は紅茶)は1200円(2026年7月時点)
  • メニューの確認
    一週間分の日替わりメニューや最新情報は、店舗のインスタグラム@cabin0123で日々発信されています。
びわこ楽園ホテル井筒「レストランCABIN」日替わり定食
日替わり定食メニュー表

日替わり定食のほかにも、人気が高い「ハンバーグ定食」 や、「ハンバーグとカットステーキのセット」 などの肉料理もおすすめ。

釣り人同士の貴重な情報交換の場

レストランCABINの店内で昼食をとっている客層は、その多くが同じボートアングラーです。

びわこ楽園ホテル井筒「レストランCABIN」内観
レストランCABINの店内の様子

そのため、周りのテーブルから聞こえてくる他のお客さんの釣果情報に自然と耳が傾いたり、時にはその場でアングラー同士の気軽な情報交換が行われたりするコミュニティスペースのような役割も果たしています。

かつてはPOPEYE161という釣具店も隣接していて、ランチのついでに釣り具の調達もできて良かったのですが、現在はお店がありません。

近年の琵琶湖におけるバス釣り事情の変化

ここ数年、外来魚駆除の取り組みの成果が顕著に表れており、一昔前のように「誰でも簡単にバスが爆釣する」という状況ではなくなりました。かつては休日になると南湖一帯がボートで埋め尽くされ、レストランCABINに船を留めるのも場所取りが一苦労という大盛況ぶりでした。

琵琶湖南湖沖合の六本柱
かつて琵琶湖南湖沖合にあった六本柱

しかし直近では、ボートをレンタルしてもなかなか釣れない厳しい現状から、釣り人の「琵琶湖離れ」が進んでいると言われています。現在では、かつてのような混雑はなくなり、CABINの桟橋や砂浜にも比較的いつでもスムーズに停泊できる状況となっています。いつでも快適に利用できる利便性がある一方で、かつての賑わいを知る人にとっては、どこか少し寂しさを感じる光景でもあります。

利用にあたっての基本情報

レストランCABINの基本情報

まとめ

びわこ楽園ホテル井筒併設の「レストランCABIN」は、琵琶湖からボートで直接アクセスして上陸できるという、アングラーにとって奇跡のような利便性とワクワク感を兼ね備えた唯一無二のレストランです

ボリューム満点の手作りの日替わり定食や各種お肉メニューでお腹を満たし、美しい琵琶湖を眺めながら釣り仲間同士で会話を弾ませる時間は、釣りの疲れを吹き飛ばしてくれます。

琵琶湖の自然を存分に体感しながら、最高のランチタイムを過ごしに、ぜひ一度湖上からアクセスしてみてはいかがでしょうか。

(※記事内の写真は2026年7月に私が実際に撮影したものを利用しています。)

ちなみにCABINを運営している井筒八ッ橋のお菓子「夕子」は、学生時代バイトしていた旅館の「お着き菓子」でした。こちらもおすすめです。

投稿者 iryota_gram

大阪府出身の男、サラリーマン。 学生時代から旅を始め、旅歴は約20年。アジアを中心に歩き回っています。 保有資格:二級小型船舶免許、普通二輪免許、二級施工管理技士(建築)

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