高雄ポーカー旅の二日目の朝。台湾での最初の朝食をどこで食べようかと迷っていたところ、一緒に行っていた友人のお勧めで、前金区にある老舗の小吃店「前金肉燥飯(シエンジン・ロウザオファン)」へ行ってきました!
高雄ポーカー旅の朝食!友人おすすめの老舗「前金肉燥飯」へ
高雄に到着し、ポーカー旅二日目の朝。台湾での初朝食として選んだのが、大同二路にお店を構える「前金肉燥飯」です。

店舗に到着すると、お店の佇まいはいたって質素で、古き良き台湾のローカルな雰囲気が漂っています。しかし、正面の看板には店名の横にとても印象的な顔のイラストが描かれていました。

イラストの正体が気になり調べてみましたが、残念ながらわかりませんでした。
南北で呼び方が違う?「肉燥飯」と「魯肉飯(ルーローファン)」
お店に行くまで「肉燥飯(ロウザオファン)」という食べ物をよく知らなかったのですが、友人に聞いてみると、どうやら日本でも有名な「魯肉飯(ルーローファン)」と同じ料理なのだそうです。
台湾の食文化において、これらは南北で呼び方に違いがあります。
- 台湾北部: 細切れの豚肉を煮込んだものを「魯肉飯」と呼ぶ。
- 台湾南部: 同様の料理を「肉燥飯」と呼ぶことが多い。

前金肉燥飯の肉燥は、豚の皮と脂肪を含む「背脂」を、ぶつ切りにします。これは「魯肉飯」の肉の処理技術に近く、口いっぱいにトロトロのコラーゲンが広がります。
そして台南地方の甘みが強い味付けとは異なり、塩味と甘みが効いて、見た目の脂っぽさに反してしつこくない味わいが特徴。
創業1959年!ミシュラン必比登(ビブグルマン)3年連続受賞の名店
この質素な佇まいの「前金肉燥飯」ですが、実は超有名店。
1959年の創業、現在は3代目の店主によってその伝統の味が守り継がれています。さらに、その確かな美味しさは国内外の評価機関からもお墨付きを得ています。

- ミシュランガイド・ビブグルマン
2023年以来、2024年、そして2025年と3年連続で受賞。 - 台小吃500碗
台湾の有名メディア主催するアワードにおいて、2024年に著名な食通たちから推薦を獲得。
地元民の日常のブランチの場でありながら 、世界的なガストロノミーの指標でも高く評価されている名店なのです。
「肉燥飯」×「半熟鴨蛋包(アヒル半熟卵)」の悪魔的マリアージュ
今回、私が注文したのは定番の「肉燥飯」に、お店の代名詞とも言えるトッピング「半熟鴨蛋包(アヒルの半熟揚げ卵)」です!
- 肉燥飯: $40 NTD
- 半熟鴨蛋包: $20 NTD
※価格は時期により変動する場合があります。
運ばれてきたトッピングの「半熟鴨蛋包」は、まるで小さなオムレツのようなビジュアルをしていました。これは鶏卵ではなく、より濃厚なコクを持つアヒルの卵を使用し、高温で表面をカリカリに、中はとろりとした半熟状態に仕上げられた揚げ卵です。

箸で外側の皮を破ると、中から黄身が流れ出してきます!この卵黄をご飯、そして秘伝のタレをまとった肉燥と合体させて一緒に食べると、言葉を失うほどの美味しさが広がります。

コラーゲンたっぷりの甘辛いお肉に、濃厚なアヒルの黄身が溶け合うことで、全体が驚くほどまろやかでリッチな味わいに変化します。八角などの独特なスパイスはほとんど感じられないため、台湾料理特有のスパイスが苦手な方でも、全く問題なく美味しく食べられます。
「前金肉燥飯」の注文と支払い方法
ローカル感あふれるお店ですが、注文の流れはシンプルで、旅行者にも分かりやすいシステムになっています。

【注文・会計フロー】
- メニュー用紙(伝票)を取る
入口付近の折畳テーブルに置いてある注文用紙と筆記用具をとります。 - 記入する
食べたいメニューの数量を記入します。 - お会計
店内のレジで先に支払いを済ませます。現金払いの他、モバイル決済の「Line Pay」にも対応。 - 席へ移動
会計後にスタッフに指定された席について料理を待ちます。
食事中、ふと後ろを振り返ると、私たちの後ろの列に並んでいたのは韓国人の旅行者グループでした。
お店自体の佇まいは非常に地味で質素ですが、私たち日本人を含め、多くの外国人観光客が次々とやってくる非常にグローバルでした。
(※記事内の写真は2025年11月に私が実際に撮影したものを利用しています。)
「前金肉燥飯」のアクセス・営業時間・基本情報
お店は地下鉄の駅からも近く、アクセス抜群です。高雄での朝食やブランチに、ぜひ訪れてみてください!
- 住所
高雄市前金區大同二路26號
(MRT前金駅3番出口から徒歩約4〜5分 ) - 電話番号
07-272-7263 - 営業時間
- 月曜日~金曜日:07:15 – 17:30
- 土曜日:07:15 – 14:00
- 日曜日:定休日
※売切れ次第終了。
- 決済方法
現金、Line Pay
