「国生み神話」の舞台として知られる淡路島の離島、沼島(ぬしま)。2026年のゴールデンウィークに沼島汽船を利用して渡島してきました。沼島の玄関口「土生港」へのアクセスを紹介!
車でのアクセス:絶対に「西淡三原IC」経由がおすすめ!
沼島への玄関口である「土生(はぶ)港」へ車で向かう際、神戸淡路鳴門自動車道のどのインターチェンジ(IC)で降りるかで、運転のしやすさや燃費が変わります。
- 淡路島南ICルート(非推奨)
私は徳島から出発したので、行きにこちらを利用しました。起伏が激しく急カーブが連続するため、非常に運転しにくい道。 - 西淡三原ICルート(推奨)
大阪へ帰る時に利用したこのルートは、三原平野を通過するほぼ平坦な広い道で、運転のしやすさが格段に違います。
西淡三原ICから土生港までは約35分。安全で快適なドライブを楽しみたい方は、迷わず西淡三原ICを選びましょう。
土生港の駐車場:24時間500円!混雑に注意
沼島汽船は旅客専用のため、車を島に持ち込むことはできません。土生港にある駐車場を利用しましょう。

- 料金
1日(24時間最大)500円。 - 支払い
現金のみ(カード不可)なので、小銭や千円札を用意しておきましょう。 - 混雑状況
私がGWの朝7時過ぎに到着した際は、すでに半分ほど埋まっていました。朝7:50の便に乗りましたが、車の駐車数と乗客数が合わないので、別用途で駐車してると思われます。

沼島汽船のチケット:PayPay支払いが可能に!
離島の船旅といえば「現金払い」がまだまだ多いですが、沼島汽船はQR決済PayPay支払いに対応しています!

わずか10分ほどの航路で、規模も大きくないですが、QR決済を導入しているのに感動しました。
支払い方法
窓口でPayPayが利用可能です。往復切符を購入すると、PayPayマークのスタンプが押されたチケットが発行されます。

PayPay支払いを希望すると、係の人がQRを差し出してくるので、それを読込み自分で値段を打ち込み決済します。
よく見てみるとAlipayにも対応してそうなので、インバウンドも意識しているようです。
料金(2026年時点)
- 大人:片道 480円 / 往復 920円。
- 小児:大人1名につき1名無料(2人目から小児運賃)。
- ペット:小児運賃が必要です。

PayPayで支払いをすると黄色い券に「PayPay」と赤いスタンプが押されてました。
現金で支払いをした人と券の色が違ってました。
ちなみに写真の券は往復チケットで、往路で半券ちぎられ、残りの半券は復路で必要になるので、島内にいる間は無くさないように注意です。
船の時刻表
下の写真は私が訪問した2026年5月6日現在の時刻表です。

写真で赤丸している列が淡路島側から沼島へ向かう出発時刻です。沼島を起点としているので、観光客目線だと間違えやすいです。私も直前まで間違えて沼島発でスケジュールしてました。
飛行機並み?詳しい「手荷物規定」
乗船時に手荷物がある場合は別途費用がかかる場合があります。待合所の掲示によると、以下の規定になっています。
- 無料の範囲
手荷物2個まで無料。 - 有料となるもの(片道280円)
3個目以上の手荷物、四輪カート、キャリアバッグ+釣り竿、クーラーボックス+釣り竿、重量が重く場所を占有するもの。

私はリュック一つだったので追加費用が掛かりませんでしたが、手荷物が多い場合この料金が必要です。上記の手荷物に該当する方はチケット購入時に係の人にお尋ねください。
バスと船の連携が完璧!公共交通機関でのアクセス
車以外で来る場合も安心です。土生港の待合所には、船とバスの連携時刻表が掲示されています。南あわじ市のコミュニティバス「らん・らんバス」が船の到着に合わせて運行されており、淡路島の主要バスターミナルを経由して三宮方面などの高速バスへスムーズに乗り継げるよう設計されています。

島民目線で考えるととても便利な表。朝何時の船に乗れば神戸三宮に何時に到着するか一目瞭然。
逆に三宮を何時に出発すれば船の最終に間に合うのかわかります。
島民が日帰り神戸に行く場合は、神戸に最大6時間滞在できる計算になります。
実際島民の皆さんは淡路島側に自家用車があるので、このバスを利用しているのは高齢者か学生が多いと思います。

淡路島を車無しで観光するという発想は私にはありませんでしたが、このコミュニティバスを利用して沼島に観光に来ている人もかなりいました。地元の交通機関を使いこなせてる旅人はカッコ良いのです。
待合所と船内の様子:待ち時間も楽しめる!

ターミナル内の設備
土生港の「灘ターミナルセンター」内にはトイレや自販機が完備されています。島内にはトイレが少ないため、ここで済ませておくのが無難です。

待合所の壁展示物
待合所には、沼島の奇岩群(上立神岩など)の紹介ポップがあり、渡島前の予習に最適です。沼島側の待合所にもたくさん情報が掲載されてました。

島の祭りから細かな風習、方言などのあらゆる情報が壁一面に貼られています。
壁の情報を一通り読むだけでかなり勉強になります。

沼島側のターミナル内待合所の壁に貼られていた古い写真。
昭和初期の賑やかな島の様子が写っていました。現在の過疎化が進む島との対比が悲しくなります。
船内(しまちどり)

定期船「しまちどり」や「しまかぜ」で約10分の短い船旅です。

船内には座席とテレビがあり、ゆっくり過ごせるのですが一瞬で沼島へ到着します。

船内には多目的トイレも完備されてました。
まとめ:沼島に到着するまでのコツ
- 車なら西淡三原ICを利用する。
- 駐車場代として500円玉(現金)を準備する。
- 乗船券はPayPayでスマートに支払う。
- 土生港の待合所で沼島の濃い情報をゲットする。
小さい沼島ですが、綺麗な景勝地や、深い歴史、神社・仏閣など、観光密度の高い島でした。まずはこれらのアクセスを押さえて、快適な沼島への旅をスタートさせてみては!
(※記事内の写真は2026年5月に私が実際に撮影したものを利用しています。)
