中国世界遺産重慶武隆

重慶市武隆区にある世界遺産「中国南方カルスト」を象徴する天生三橋(天坑三橋)や龍水峡地縫。これらを観光するには、まず全ての拠点となる「武隆仙女山鎮游客中心(Visitor Center)」にたどり着く必要があります。
今回は武隆仙女山鎮游客中心への行き方、チケットの購入方法、地域内の移動方法を紹介します。

仙女山鎮游客中心へのアクセス

武隆観光の拠点へは、重慶中心部から「高速鉄道(新幹線)」または「在来線」を利用して向かいます。

重慶東駅から「武隆南駅(高速鉄道)」を利用する場合

2025年6月の渝厦高速鉄道の開通により、重慶東駅から武隆南駅まで約30分で到着できるようになりました 。

中国高速鉄道の武隆南駅
中国高速鉄道武隆南駅
  • 駅からの移動
    改札を出て人の流れに沿って進むと、駅前ターミナルに「武隆仙女山鎮游客中心」行きの専用バスが待機しています。ほとんどの駅利用客が観光客で、そのバスを利用するので流れに沿って歩けばOK。
  • 運行形態
    新幹線の到着時間に合わせて想定される乗客分のバスが確保されており、満員になり次第順次出発します。
  • 料金と支払い
    料金は16元〜25元程度で、バスが発車してから係員が回収に来ます 。支払いはWeChat Pay(微信支付)のQRコード決済です。

重慶北駅から「武隆駅(在来線)」を利用する場合

在来線の列車を利用する場合、武隆駅で下車します(重慶北駅より所要2時間)。

中国普通列車武隆駅
中国普通列車武隆駅
  • 駅からの移動
    駅の地下1階へ向かうと、遊客中心へ直行する「青色の大巴(大型バス)」が待機しています。
  • 料金
    運賃は10元、所要時間は約30〜40分です。こちらも支払いはWeChat Pay(微信支付)のQRコード決済です。

チケットの買い方:外国人は「窓口」かネットが確実!

遊客中心は仙女山鎮の中心地にあります。白いピラミッドのような特徴的な建物です。周辺にはお土産物屋や飲食店、ホテルが並んでます。

武隆仙女山鎮游客中心
武隆仙女山鎮游客中心の建物

遊客中心に到着したら、セキュリティチェックを受けて地下1階のチケット売り場へ向かいます。

武隆仙女山鎮ビジターセンター
チケット売り場に続く階段とエスカレーター

購入方法は主に4種類あります。

自動券売機

武隆仙女山鎮游客中心券売機
日本語対応で使い勝手は良かったんだが

多言語対応で日本語もありますが、パスポートのスキャン時にエラーが発生し、購入できませんでした。他にいた外国の人達には購入で来ている人もいました。チャレンジする価値は有です。

QRコード(アリペイ、Wechat用)

武隆仙女山鎮游客中心
アプリ決済用のQR

壁などに貼られたQRコードをアリペイやWeChatで読み取って購入を試みることもできますが、中国の携帯番号等が必要でハードルが高いです。
私が使っていたSIMはAirSimだったので、番号が無く無理でした。

有人窓口

最も確実な方法です。パスポートを提示して対面で購入します。
数ある購入方法で結局私は窓口の受付でチケットを購入しました。支払いはWeChatで行いました。
訪れたのは12月の年末で観光客が少なかったので、窓口は空いてました。

Trip.comで事前予約

こちらも有効的なチケット購入法です。
ハイシーズンであればTrip.comなどで事前に購入しておいた方がよさそうです。

【重要】パスポートがチケットになる

武隆の観光地では、購入時に登録したパスポート自体がチケット代わりになります。景勝地の入口でパスポートをスキャン、または提示することで入場できる仕組みです。
パスポートを出し入れする機会が多いので、管理に注意するのと、パスポートがボロボロになりがちです。

チケット料金の目安(2025年時点)

  • 天生三橋
    135元(ハイシーズン)/ 95元(オフ)
  • 龍水峡地縫
    115元(ハイシーズン)/ 85元(オフ)

私が実際に支払ったのは天生三橋+龍水峡地縫のセット料金で210元でした。

エリア内バスの乗り方と観光ルート

チケットを購入したら、地下2階へ移動します。ここが各景勝地へ向かう「中継バス(環境保護車)」の乗り場です。

効率的な観光の流れ(天生三橋⇒龍水峡地縫)

天生三橋や龍水峡地縫を巡る順番は決まっていません。
今回は私が天生三橋から回ったので、その順番で紹介します。

遊客中心 B2F

武隆仙女山鎮游客中心バス乗り場
遊客センターの地下二階がバス乗り場

「天生三橋行き」または「地縫行き」のバスに乗ります(運賃はチケット代に含まれています)。
バスはある程度人が集まると出発します。

天生三橋から地縫へ

天生三橋のバス乗り場
左:遊客センター行き、右:地縫行き

天生三橋の観光を終え出口に出るとバスが待機しています。ここから「地縫」へ直接向かうバスに乗り換えるのがスムーズです。
天生三橋の出口からバス乗り場までは一本道なので、迷いようがありません。

地縫から遊客中心へ

地縫バス乗り場
地縫のバス乗り場、看板があって分かりやすい

地縫の観光終了後、出口から再びバスに乗り、遊客中心へと戻ります。

帰路:遊客中心から各駅への戻り方

観光を終えて遊客中心に戻った後は、目的地に合わせてバスを選びます。

仙女山鎮游客中心シャトルバス
仙女山鎮游客中心のシャトルバス乗り場

遊客中心に併設しているバス乗り場。朝来るときに降ろされた場所に各方面行きのシャトルバスが停まってます。

「武隆南駅(新幹線)」行き

仙女山鎮游客中心シャトルバス
乗り間違え注意です

行きと同様、シャトルバスが運行されています(18:00頃まで)。
高速鉄道(新幹線)で帰る場合は「武隆南駅」行きに乗ります。

「武隆駅(在来線)」行き

仙女山鎮游客中心
在来線利用は「武隆駅」へ

鉄道駅直行のシャトルバスが18:00頃まで運行されています 。

いずれも車内でWeChat PayなどのQRコード決済で支払います。特に鉄道の最終便を利用する場合は、バスの待ち時間を含め、17:30頃までには遊客中心に戻っておくことを強くおすすめ。

まとめ:完成度の高い観光システム

武隆の観光地は地形が複雑ですが、この「仙女山鎮游客中心」をハブとしたバス運行システムは一度仕組みを理解してしまえば迷うことはありません。

各鉄道駅から遊客センターまでの移送、そこから各スポットまでのバス移動、スポット内の回遊動線など、全てスムーズに設計されており、とても出来上がった完成度の高い観光地でした。

世界自然遺産が誇る圧倒的なカルスト地形の絶景を、ぜひオリジナルのルートを作って楽しんでみては!

Trip.comの予約も便利!

仙女山鎮游客中心の場所はコチラ

仙女山鎮游客中心の中国地図アプリAmapでの場所はコチラ(アプリが開きますPC不可)

(※記事内の写真は2025年12月に私が実際に撮影したものを利用しています。)

投稿者 iryota_gram

大阪府出身の男、サラリーマン。 学生時代から旅を始め、旅歴は約20年。アジアを中心に歩き回っています。 保有資格:二級小型船舶免許、普通二輪免許、二級施工管理技士(建築)

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