マレーシア旅行の定番といえば、クアラルンプール(KL)中心部から少し足を延ばした新行政首都「プトラジャヤ」にある、通称「ピンクモスク」!
今回は、2023年1月に訪れたピンクモスク歴史や建築の特徴を紹介します。
湖に浮かぶ奇跡の美しさ!「ピンクモスク(プトラモスク)」とは?
マレーシアの新行政首都プトラジャヤの美しく整備された街並みに佇むのが、正式名称「マシッド・プトラ(Masjid Putra)」です。

マシッド・プトラはクアラルンプールの過密化を解消するために計画されたこの新しい街に1999年9月に完成しました。マレーシア「建国の父」と呼ばれる初代首相、トゥンク・アブドゥル・ラーマン・プトラ・アルハジに敬意を表して命名されたモスクです。
なぜピンク色なのか
このモスクの最大の特徴は、何といっても美しい淡い薔薇色の外観。外壁や柱の仕上げには「薔薇色花崗岩(Rose-tinted granite)」がふんだんに使われていて、太陽の光の角度によって、朝焼けや夕焼け時により温かみのあるピンク色に輝きます。

まるで湖に浮かぶ「水上モスク」
モスクの敷地の半分以上が、プトラジャヤ湖に面しています。実際にモスクの前に立つと、湖の青い水面に薔薇色のモスクが綺麗に反射し、まさに「水上に浮かんでいる」かのような姿を見せてくれます。その美しさは、街中の一般的なモスクや、マラッカにある海上モスクとはまた一味違った圧倒的な存在感です。
KLから最寄り駅「プトラジャヤ・セントラル駅」へのアクセス
クアラルンプール中心部からピンクモスクへ向かう場合、まずは中継地となる「プトラジャヤ・セントラル(Putrajaya Sentral)駅」を目指します。
現在(2026年時点)は、以下の2つの電車でアクセスが可能です。
- KLIAトランジット
KLセントラル駅から約18〜20分で到着する最速ルート。 - MRTプトラジャヤ線(メトロ路線)
KL中心部から終点プトラジャヤ・セントラル駅まで約45分で結ぶルート。
私が訪れた2023年1月当時は、このMRTプトラジャヤ線がまだ全線開通していなかったため、KLIAトランジットを利用して駅まで向かいました。
駅からモスクへのアクセス:バス移動で失敗
プトラジャヤ・セントラル駅からピンクモスク(プトラ広場)までは、約4.5km〜5kmほど離れています。
バスを乗り間違えた
本来であれば、駅からGrabを呼んで直接向かうのが最もスムーズで効率的です(所要時間約5〜10分、約RM 7.00〜RM 13.00)。しかし、当時私はGrabのアプリを入れていませんでした。

そこで、公共バスに乗ってモスクへ向かうことにしました。ところが、いざバスに乗り込むと、なぜか目的地のプトラ広場前まで乗せてもらえず、途中のバス停で「別のバスに乗り換えろ」と運転手から指示をされて降ろされてしまいました。本来はP101のバスに乗らないといけないところ、P108に乗っていてたようでした。
指示されたバス停で待つものの、待てど暮らせど次のバスは現れず。結局歩いてモスクまで向かう羽目になってしまいました。結果として、Grabで行けば10分足らずで着いたはずの道のりに2時間近くもの時間をロスしてしまいました。
旅行者へのアドバイス:移動は「Grab」一択!
プトラジャヤの公共バス(Nadi Putra)は路線の流動性が高く、時間通りに来ないことやルート変更が珍しくありません。初めてプトラジャヤを観光する際は、旅行前に必ずGrabのアプリをインストールし、駅からモスクまではGrabをおすすめ。
ピンクモスク内部の見学と無料ローブ体験
紆余曲折を経てなんとかモスク前に到着!モスクは入場無料で、誰でも見学が可能です。

ピンク色のローブ(Jubah)をレンタル
モスクは神聖な信仰の場であるため、露出度の高い服装での入場は禁止されています。私は半袖・短パンという姿だったため、入口の専用カウンターで無料のピンク色の簡易ローブを借りました。女性は髪を覆う必要がありますが、このローブにはフードがついているので、フードを深く被ればドレスコードをクリアできます。
美しいピンクドーム
靴を脱いでモスク内部に入ると、まず目に入るのが、ドーム天井の美しさです。メインドームは直径36メートル。強化グラスファイバーの天井にピンクとイエローベージュのガラスモザイクタイルで幾何学模様が施されており、その精密で立体的なデザインに見とれてしまいます。

非ムスリムの見学エリア制限
モスク内は基本無料で見学できますが、観光客(非ムスリム)が立ち入れるエリアには厳密なルールがあります。礼拝堂内部にはパーテーション(ロープ)が張られており、そのロープから奥の絨毯エリアへ入れるのは祈りを捧げる信者(ムスリム)のみとなっています。私たちはロープの手前の観光客専用エリアから見学や写真撮影をしましょう。

湖畔に最も近いエリアでランチタイム
ピンクモスクの嬉しいポイントは、ただ礼拝堂を見学するだけでなく、敷地内で食事も楽しめる点です。
モスクに付属するエリアの、プトラジャヤ湖の水面に最も近い場所には、テラス席を備えた飲食店があります。湖畔を見ながら食事ができます。モスク見学で歩き疲れた体を休ませるのに最高のスポットです。
帰りは駅まで徒歩移動も可能?1日2カ所のモスク制覇を目指す方への注意点
食事を終えた帰り道、私はプトラジャヤ・セントラル駅まで歩いて戻ることにしました。モスクから駅まではおよそ4.5〜5kmほどの距離があり、ギリギリ歩いても行ける範囲でした。

この日、ピンクモスクを見た後にブルーモスクにもハシゴする計画をしていました。しかし、行きのバスでのタイムロスが響き、ブルーモスクの拝観時間に間に合わなくなってしまったため、訪問を諦めました。マレーシアの観光地を効率よく回るなら、移動時間をお金(Grab代)で買うほうが良いかと思います。
(※記事内の写真と動画は2023年12月に私が実際に撮影したものを利用しています。)
ピンクモスク見学の基本情報まとめ
非ムスリムの観光客が訪れる際は、礼拝の時間帯を避けた「見学時間」に訪問しないといけません。
- 入場料
無料 - 見学可能時間(土曜日〜木曜日)
09:00〜12:30、14:00〜16:00、17:30〜18:30 - 見学可能時間(金曜日)
15:00〜16:00、17:30〜18:30
(※金曜礼拝のため) - ドレスコード
露出の高い服はNG(無料のローブ貸出あり)
ピンク色の宗教施設といえば、ベトナムホーチミンのダンディン教会。
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