牛を神聖な動物としているヒンドゥー教が多数を占めるインドに牛丼チェーンが進出しています。
今回訪れたすき家は、ニューデリーの電脳街ネイル―プレイスにあり、そこは日本でいう東京秋葉原、大阪日本橋といった感じの、PC関連の器機を取り扱う小さな店舗がひしめき合っている場所。
その街にいる客層も日本と似たような感じで、比較的年齢が若めの男性が多かった印象。

グルガオンのココ壱番屋と同様、本来の強み(牛丼)を活かせない不利な国での店舗展開。
気になるメニューは丼物と麺類の二本立て。
丼は牛肉を使用せず鶏肉を使用したメニューがメイン。
そしてもう一つの柱である麺類。
醤油ラーメンをメインとして、色々なトッピングがラインナップされてます。メニューを見た限りでは6種類ものラーメンが選べる力の入れようでした。

さすがに牛肉のメニューは無いのですが、チャーシューは有りなんだなと不思議。インドはかつてムガール帝国というムスリムの王朝ということもあって、とてもたくさんのムスリムの方が街中にいているのに、そちらへの配慮はないようです。

オーダーしたのは「Tokyo Chicken Ramen」。
ヒンドゥー教徒とムスリムの両方に配慮して鶏のラーメンにしてみました。
水は当然出てこないのでドリンクも頼みます。何かわからない赤色の飲み物を頼みました。

メニューの半分を占めるラーメンというだけあって、インド人の口に合うようにデザインされているのでしょう。日本人としは、もう一度食べたくなるような感じの味ではありませんでした。

ネイル―プレイスの街は、たくさんのネオン看板が建物の壁面に設置されていて、ただでさえ薄暗いカオスな街に点滅する色々な色のネオンが混ざって、余計に混沌とした感じを増長させてました。
場所はコチラ
デリーメトロのVioletLine(紫線)の「Nehru Place」駅を出て南側すぐです。
同じくインドに進出しているココ壱番屋もカレーだけでなく麺類やスウィーツなどで認知を広げようと奮闘中。
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