2021年までグロース株は永遠上昇していくもんだと思っていた。テーパリングが終わり2022年から利上げしグロース株には不利であるということは重々聞かされていた。
2022年現在グロース株は去年の最高値より一時は20%以上も落ち込み、最高値を更新する雰囲気は全くなく、一方でエネルギー株が年初より上昇してきている。

コロナの感染拡大やウクライナ戦争等イレギュラーな出来事が起こってはいるものの、大きく見れば世の中は景気サイクルの流れに流されているのでしょう。

景気サイクルの表をいろいろ見比べ

景気サイクルを勉強しようと色々調べてみました。調べてみると景気サイクルには四つの時期があり、それぞれの時期に強い業種(セクター)があるのがわかりました。
また、そのそれぞれの時期には傾向的に為替や株価に特徴があるというのもわかりました。

景気サイクルを表にしているものはよく見かけるのですが、上記の各項目で表が作られているものが多く、全体を把握しようと思うといくつもの図を見比べないといけません。
なので、今回は自分の勉強用として何パターンかに別れていた景気サイクルの図を一つにまとめてみました。

結局のところは好況期と不況期のいったりきたり

この表を作っていて気づいたことは、4つの局面が順繰りしているというより、好況期と不況期の相反する局面がただ入れ替わっているだけということ。不況から好況、好況から不況、単にこれを頭に入れておくとわかりやすいかなと思います。

2022年4月現在は、景気サイクルではどのあたりなのか?

現状米経済は景気や雇用の状態はよく、金利は利上げをしたばかり、インフレが数十年以来の高値となっていることから、後退期に入る残りの条件としては金利の上昇だけになる。今後FRBが金利を0.5%ずつ上昇していく事になれば近いうちに後退期に突入しそうです。

コロナやウクライナ危機で少しイレギュラーな情勢ですが、概ね教科書通り経済はまわっていそうなのです。

投稿者 iryota_gram

“景気循環(景気サイクル)は回り続ける!” に1件のフィードバックがあります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です