ウズベキスタンの首都タシケント。そのシンボルともいえる「タシケントタワー」は、高さ375メートルを誇る中央アジア随一のテレビ塔。
そのテレビ塔にある地上約110メートルに位置する展望階の回転レストランのご紹介!
タシケント地下鉄で簡単アクセス!
タシケントタワーへの行き方は地下鉄で簡単に行く事ができます。
地下鉄ユヌサバード線(Yunusobod Line)のバダムザール駅(Bodomzor bekati)が最寄り駅。
このユヌサバード線は路線図ではよく緑色で表記されているので、緑色を目印に進むとよいかも。

タシケント地下鉄の駅が個性的で有名ですが、最寄り駅のバダムザール駅は天井がアーチ状で、そこに描かれているのはアーモンドなのだそう。
地上に出るとタワーに向かって歩く!
バダムザール駅から地上に出て北に向かいます。地上に出た時点でタワーが視界に入るので、迷うことは無いと思います。

テレビ塔はその町・国の象徴的存在。このタシケントタワーも良く見ると、ウズベキスタンの国旗と同じ青白緑の配色になっています。

約10分程歩いてタシケントタワー入口に到着。
入口の両サイドに世界のテレビ塔のレプリカたちがお出迎えしてくれます。

タワーに続く回廊、そこには日本の東京タワーのレプリカも。

タシケントタワーの足元、展望階へ行くエレベーターのあるホールに到着。
ホールは商売感がなく、旧ソ連時代の共産色が漂うソビエトデザイン満載の空間。
展望階に到着!タシケント360度パノラマ!

タシケントタワーからの眺めは、首都タシケント全体を手のひらに乗せて見渡しているかのような感覚。都市の整然とした街並み、遠くに霞む山々、そして碧く広がる空とのコントラストがとてもキレイ。国旗の配色と似たような景色を楽しめます。夕日の時間帯にくるととても良さそう。
眼下にタシケント地下鉄の珍しい地上走行区間も見る事ができます。

タシケントタワー展望階にある回転レストラン。ゆっくりと回転するフロアは約1時間で一周、360度タシケントの景色を楽しめる仕掛け。
回転レストランは、1950年代末から1960年代初頭にかけて登場。最初のものは1959年にドイツ・シュトゥットガルトに建てられた「テレビ塔(Fernsehturm Stuttgart)」の中のレストランとされている。現在も世界中に数多くの回転レストランがあるようですが、維持費や老朽化の問題から閉鎖された例も少なくないとのこと。

濃い青のソファーとテーブル、そして鮮やかな水色の天井。マドラサなどのイスラム建築にも青いタイルが貼られていたり、ウズベキスタンは本当に青色が好きなようだ。

タシケントタワーの回転レストランでは、ウズベキスタンの伝統料理をはじめ、色々な料理がメニューがありました。僕が食べたのはたぶん鶏のグリル。
とても美味しくお上品でした。回転するレストランのスピードに合わせてゆっくり食事をしないと、一周する前に食べ終えてしまいます。しかし360度景色がさほど変わり映えしないので気にする必要はないかもしれません。
帰りは別の地下鉄駅から市街へ

タワーへ向かう時は地下鉄ユヌサバード線のバダムザール駅を利用しましたが、帰りはもう一つの最寄り駅、同じくユヌサバード線のシャフリスタン駅(Shahriston bekati)を利用しました。
タシケント地下鉄の各駅はそれぞれ特徴的なので別の駅から乗ってみたのですが、このシャフリスタン駅はさほど特徴のないシンプルな駅でした。
場所はコチラ
タシケント市街の郊外で、近くに大きな公園や体育館などがあるエリア