アグラのサダール・バザールは、インド人観光客と地元の人々が多い外国人がまだ少ない、活気あふれる市場です。タージ・マハルやアグラ城塞などの主要観光地からも近く、アクセスは抜群の市場。

タージマハル見学でアグラに宿泊した際に立ち寄ったサダールバザールの様子を紹介します。
サダール・バザールの歴史
サダール(Sadar)はヒンディー語で「メイン」や「中心地」、バザール(Bazaar)は市場を意味し、「中央市場」や「メインマーケット」の様な中心的な市場という意味らしい。

サダールバザールは19世紀後半~20世紀初頭のイギリス植民地時代に軍の駐屯地の近くに形成され、今でもインド軍の基地がアグラにあり、軍関係者やその家族、さらに地元民に向けた日用品や生活雑貨の供給地として発展し、次第に衣料品、装飾品、土産物、飲食店などが並ぶ繁華街へと変貌したという。
歩くだけで楽しい屋台がひしめく通り
大通りを挟んで、クリケット場等があるスポーツ広場の南側にある屋台が集まる通り。
通りの両サイドに飲食店が並び、店先で調理をしていて、どこのお店からも美味しい香りが通り中に溢れています。

サダール・バザールは、アグラのストリートフードを堪能できるスポットとしても知られているようで、夕方になると広場や通りに屋台がもっと並び、たくさんの人で賑わうそうです。
サダールバザールで食べた料理
色々な屋台の前を通り、どれを食べようか品定めをしていましたが、結局一番愛想よく店を勧めてきた店員さんのお店に入店。
何の店か確認せず入り、写真付きのメニューをみて美味しそうな料理を何点か頼みました。

あれもこれも食べてみたいという欲望から色々料理を頼んだ結果、一人なのにテーブル一杯の料理が出てきてほとんど食べる事ができませんでした。
オーダー受けた店員も少し多すぎないかとアドバイス一つ僕にしてくれれば良かったのに。

サダールバザールに北端にあったニコちゃんマーク(スマイリーフェイス)の描かれた赤と黄色のポップな外観デザインのお店。
お店の名前は「Mama Chicken Mama Franky House」。チキンやエッグを包んだロール料理やタンドリーチキンがイチ押しらしい。
インド版ラッキーピエロの様な雰囲気で、ここで食事をしても良かったかも。次行った時は食べてみようと思う。
インド版の夜市?遊び場スポットも充実
サダール・バザールには、台湾の夜市の様な子ども向けの遊び場やゲーム屋台も多くあります。

広場には船型の大型ブランコや子供向けの乗り物、射的屋台の様なインド風の縁日みたいなお店などが、飲食の屋台に交じって営業しています。

写真は夕食時まえの様子。まだまだ人は少なかったですが、夜になると大勢の観光客でにぎわい、夜は22時頃までやっているようです。
タージマハルを訪れる際には、サダール・バザールでのショッピングや食事を通じて、アグラの地元の雰囲気を体験してみるのもどうでしょうか。
場所はコチラ
おすすめの訪問時間は涼しく快適な夕方4時以降。
アクセスはアグラ・カント駅から徒歩圏内で、タクシーやオートリキシャでも容易にアクセス可能。