ウズベキスタンシェアタクシー

ウズベキスタン西部、世界遺産イチャン・カラのある歴史都市ヒヴァ、その最寄りの主要都市ウルゲンチから同じく世界遺産に指定されているブハラへ、シェアタクシーで行った時の様子を紹介します。

タクシーで行く事になった経緯

僕が行ったのは2018年でヒヴァまで鉄道はまだ伸びていなく、ウルゲンチから夜行列車でブハラへ行くか、タクシーで行くかの二択でした。
僕はウルゲンチに宿をとっていてたので、ウルゲンチからブハラへ向かいます。
当初は鉄道でブハラへ向かう予定でしたが、ウズベキスタン鉄道のWEBサイト上で手続きがスムーズにいかず、予約がとれないまま移動日がきてしまい、タクシーで行くことにした。

移動日の当日、とりあえず朝早く起きて宿の主人に「タクシーでブハラまで行きたい」と相談してみると、主人はどこかに電話してタクシーを呼んでくれた。

タクシーが宿の前に到着。そのタクシーに乗り込み数分してウルゲンチ内のとある場所で降ろされる。そのタクシードライバー曰く、ここでブハラへ行くタクシーを待てとのこと。一旦そのドライバーに宿からここまでの料金を支払いタクシーを降りる。

ウズベキスタンウルゲンチのシェアタクシー乗り場
※おそらくドライバーのたまり場は流動的で日々変わってる。事前の情報ではウルゲンチ駅前でした。

降ろされた場所はウルゲンチの中心地から少し離れた大通りの交差点の脇にある空き地。
ここは各方面へ行く長距離タクシーのターミナルの様な場所のようで、たくさんのドライバーが集まり各自携帯で連絡をとりあい、乗客の情報を共有しているようでした。

しばらくその場で待っていると、その場の仕切り役の様な人から話しかけられ、ブハラへ向かう車がヒヴァからやってくるから、それに乗って行けと言われる。

AM09:00、ウルゲンチ出発

ヒヴァからやってきたタクシーには既に2人の乗客が乗ってきており、皆ブハラへ向かうというので相席していく事に。
運が良いことに先に乗っていた乗客は日本人親子で、子供の青年がロシア語が話せるという。途中でもう1人乗客を乗せ計3組で相乗り。ロシア語の話せる日本人青年に運賃の値交渉をしてもらい、運賃の総額を安く抑えながら三組で折半する事になったらしい。
正直全てお任せの状態だったので値段は覚えてないのですが、とても安く行けた記憶が。

ウズベキスタンシェアタクシー

車が走り出し、ウルゲンチの街がいつの間にか無くなっていて、何もない一本道をただ走る。
ウズベキスタン人のドライバーさんはロシア語も全然話せるらしく、同乗者のロシア語の話せる日本人青年と普通にコミュニケーションがとれていた。僕はその日本人青年を通して色々情報を教えてもらった。

途中のガススタンド、ドライブインで小休憩

アムダリア川沿い、トルクメニスタン国境に沿って伸びる道路をひたすら東へ。

ウズベキスタンシェアタクシードライブイン

砂漠の荒野にポツンとあるガススタンドと小さな売店。
ここで燃料補給。ウズベキスタンの車はガソリンではなくガスで走る車が一般的の様で、給油口も後ろではなくボンネットを開けてノズルを突っ込みます。

ウズベキスタンシェアタクシードライバー

ウズベク人のドライバーさんと、その車。

ウズベキスタン道路標識

たぶん「この先カーブ」という標識。
この標識までずっと真っ直ぐだったので注意してねという意味だと思う。

PM14:00、ブハラ到着

朝9:00にウルゲンチを出発してお昼の14:00に到着。約5時間のドライブでした。
降ろされた場所はブハラ旧市街地の中心地、リャビハウズ周辺。ここで一緒に乗車していた日本人親子ともお別れ。
日が昇っているうちにブハラに着けてとても助かった。旧市街地内の宿に荷物を降ろし、少しブハラを散策する事ができた。

ブハラと言えばモコモコの城壁でおなじみの「アルク城」。
ヒヴァのイチャンカラの崩れかけた城壁に比べると、とても手入れされている感じがした。

鉄道が延伸して便利になったらしいヒヴァとブハラ間の移動手段

2019年にヒヴァまでウズベキスタン鉄道が延伸され、ヒヴァが鉄道で結ばれたようです。
シェアタクシーが嫌な場合は、鉄道で移動可能のようですが、本数がまだまだ少なそうなので、旅程とよく相談しないといけないかもです。

投稿者 iryota_gram

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